デザインは、長崎を旅する少女の眼下に広がる街の灯と、車の入れない長崎の坂の小径を、街づくりの為に人とともに汗を流して頑張った対州馬と馬方さんの姿を描いたものです。
文字は「Live with the Packing Horses in Nagasaki City」は、「長崎の街で、荷運び馬とともに暮らす」という意味です。
原爆禍により街を破壊されつくした長崎の街は、がれきの下から、人々が馬と一緒になって力を合わせて今の街の基礎をつくり上げてきました。
今でも坂道を歩く馬の「カポカポ」という音は、「長崎の元気の音」として市民に根付いています。
「どんなに時代が変わっても、誠実に生き、働く者を馬は信頼し、よきパートナーとして働く。馬のように誠実に生き、そして働き、生きていこう」という想いを込めたデザインです。
また、「人と馬がお互いにリスペクトしながら、自らの人生を切り拓くために挑戦していこう!」という、特に若い世代に応援を込めたデザインでもあります。