私の大好きな物のひとつは、回転木馬です。子ども達が幼い頃、遊園地などで息子や娘が回転木馬に乗った時の表情は、「幸せいっぱい!」と言ったもので、それが今でも忘れられません。
回転木馬は、人が作った人工物の中で、最も美しい物のひとつだと思います。
私の好きなアメリカの小説「ライ麦でつかまえて」の中でも、ラストで主人公が幼い妹が、セントラルパークの中の回転木馬に乗る姿を眺めるシーンがあり、その空気感を味わいたくて、25歳の時に一人旅でその回転木馬を見に行ったこともありました。
言葉は「LIFE IS A MERRY GO ROUND」は、そのまま「人生は回転木馬のよう」です。
「どんなに時代が変わっても、幼い頃回転木馬に揺られて幸せだった日々のように、いつまでも大らかに生きていこう。」という想いを込めたデザインでもあります。